2021年8月6日
県建築士会 8月22日まで応募期間を延長 首里城「女官居室」の檜(ひのき)材 活用アイデア募る

県建築士会は、改修のため一部解体された首里城「女官居室」の檜材を活用した事業アイデアを募集している。8月22日(日)まで。当初は7月27日の締め切り予定だったが、緊急事態宣言が延長になったことから、募集期間も延長した。
女官居室は、改修のために廊下部分が解体された。そこに使われていた檜材を使った製品や譲渡物の製作・開発、イベントなどの事業アイデアを県民から広く募り、2022年10月末に開かれる「第7回世界のウチナーンチュ大会」で活用することを目標としている。
事業は、①首里城再建への思いを形にする②利他的③創作や制作をみんなで共有できる④実現する可能性が高い―提案を求める。
県建築士会のホームページ(http://shikai.or.jp)から提案様式をダウンロ-ド、必要事項を記入して同会に提出。提案者参加のもと、ことし9月~10月にワークショップを行って事業内容を決定する。
また、女官居室の木材を使って10分の1スケールの首里城正殿の模型を制作し、ウチナーンチュ大会に展示する予定で、制作協力者も募集している。
問い合わせや申し込みは、県建築士会(電話=098・879・7727)

女官居室の構造部分や鴨居(かもい)、敷居に用いられていた立派な檜材を活用する

活用商品の例