2021年4月23日
[リビング通信]「庭の日」のボランティア 造園連県支部が石川署で剪定

石川署の敷地内にあるマツの剪定作業をする造園技能士ら
(一社)日本造園組合連合会(造園連)沖縄県支部は4月18日、「庭の日」にちなんだイベントとして、石川警察署の敷地内にあるマツの剪定作業を行った。
4月28日は「良い庭」の語呂合わせから庭の日とされており、造園連では毎年ボランティア活動を行っている。昨年は新型コロナウイルスの影響により中止となったが、今年は県内で活動する造園技能士ら20人が集まり作業した。花や野菜の種も同署に贈った。
石川署の大城隆署長は「とてもありがたい。きれいな緑は心が和むので、事件や事故を防ぐことにもつながるのでは」と期待を込めた。
造園連県支部の仲村弘喜支部長は「マツの手入れは間違えると枯らせることもあるので、一般の人にはなかなかできない。暮らしにうるおいをもたらす緑の魅力とともに、造園の仕事や技術についても多くの人に知ってもらいたい」と話した。
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1842号・2021年4月23日紙面から掲載