6カ月連続で減少|2020年11月の県内新設住宅着工総数|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

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2021年1月15日

6カ月連続で減少|2020年11月の県内新設住宅着工総数


グラフ1.住宅着工の推移(県内)





グラフ2.構造別着工数




国土交通省は2020年12月25日、同年11月の新設住宅着工数を発表した。
県内着工総数は862戸で前年同月比23.7%減だった。新型コロナウイルスの影響で20年6月から6カ月連続で前年を下回り、1000戸を割り込む月が続いている。 
持ち家(自分で居住)、貸家(賃貸目的で建築)、給与住宅(社宅など)、分譲住宅(建売やマンションなど)すべてで前年を下回ったが、持ち家に関しては少しずつ減少幅が小さくなっている。第一生命研究所によると「消費者の住宅購入意欲は持ち直しつつあるとみられる」としている。さらに20年12月、住宅ローン減税特例措置の延長が決定したことも「住宅取得の一定の下支えとなるだろう」。その一方で、「雇用・所得環境の悪化や新型コロナ感染拡大の第3波など、持ち家を取り巻く厳しい環境は続く。本格的な回復にはまだ時間を有する」としている(住宅ローン減税の延長に関しては右参照)。
構造では、鉄筋コンクリート造が全体の77.6%、次いで木造が16%となった。

【2020年11月の県内新設住宅着工数のポイント】
・総数は862戸で、前年同月に比べ23.7%減。2020年6月から6カ月連続で減少している。
・だが、持ち家に関しては少しずつマイナス幅が小さくなっている。

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