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2020年5月8日

[情報]2020年3月県内新設住宅着工総数1094戸 前年同月比18.4%減

ことし4月末に発表された2020年3月の住宅着工統計(政府統計ポータルサイト「e-Stat」)によると、県内の新設住宅着工総数は1094戸で、前年同月の1340戸と比べると18.4%減少、6カ月連続で前年同月を下回った。

<グラフ1.住宅着工の推移(県内)>


利用関係別では高いウエートを占める貸家547戸が22.4%減、分譲住宅322戸は13.4%減、持ち家212戸は10.2%減、給与住宅13戸は51.9%減となった=グラフ1棒グラフ。分譲住宅のうち、マンション189戸は35.7%減と前年同月を下回ったものの、一戸建て123戸は57.7%増と大幅に上回った。構造別で最もウエートが高いのは鉄筋コンクリート造848戸で全体の77.5%を占めた=グラフ2。次いで木造176戸(16.1%)、鉄骨造41戸(3.7%)、コンクリートブロック造26戸(2.4%)となっている。

<グラフ2.構造別着工数>

民間資金による住宅1013戸は前年同月1302戸と比べて22.2%減少。建て方別では、一戸建て301戸が13.2%増加した一方で、長屋建て54戸と共同住宅739戸は減少した。


19年度は前年度比12.1%減
19年度の県内新設住宅着工総数は1万4243戸で、前年度比は12.1%減となった。利用関係別にみると、分譲住宅2685戸が0.4%増、給与住宅190戸は175.4%増と前年度を上回った。一方、高いウエートを占める貸家8583戸は19.5%減、持ち家2785戸は0.2%減と下回った。なお、分譲住宅のうち、マンション1467戸は18.4%減、一戸建て1172戸は37.6%増となった。

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