県内のオープンガーデン情報｜気になるコト調べます！㊿

冬でも花いっぱいの沖縄。むしろ厳しい夏より、葉を広げ、つぼみをほころばせる。この時期、一般の人や企業などが自慢の庭を公開する「オープンガーデン」が県内各地で開かれる。２月～４月に開催される四つのオープンガーデンを紹介する。

花見の季節２月～４月に各地で開催

自慢の庭を披露交流楽しむ

第２回今帰仁村オープンガーデン　２月１１日（月）まで
昼は庭・夜は桜で花見
各地の先頭を切って今月２日から始まっているのは「第２回今帰仁村オープンガーデン」。１１日（月）まで。

花畑や庭園風、借景が生きる庭、ブーゲンビレアが満開の庭など村内２２の庭を観賞できる。同村では「今帰仁グスク桜まつり」も開催中。実行委員の小浦建夫さんは、「『昼はオープンガーデン、夜は今帰仁グスクの夜桜を』がコンセプト。今帰仁のすべてを楽しんでください」とＰＲした。

和風庭園や花いっぱいの庭などさまざまな個人庭を見ることができる

◆観賞時間／10時～17時　観賞パスポート／500円（高校生以下無料）販売先／今帰仁の駅　そ～れ、橋の駅リカリカワルミ、今帰仁城跡チケット売り場、あいあいファーム、呉我山共同売店、北山商店など　場所／村内２２カ所　問い合わせ先＝0980-56-5613（同実行委員会）

名護市屋部区第２回オープンガーデン３月９日（土）～１５日（金）
区内の庭やパワースポット散策
名護市西部の屋部区。４年前に有志が始めたオープンガーデンが、今や区を挙げての大イベントとなっている。区内約２０カ所以上の個人庭のほか、区内の名所も紹介する。

大浜敏秀区長は「庭はもちろん、県指定有形文化財の久護家やパワースポットとして注目を集める屋部寺などの名所も散策して屋部の集落の雰囲気を楽しんでほしい」と呼び掛けた。

個人の庭だけでなく久護家（上写真）などの名所も見学できる

◆観賞時間／１０時～１７時観賞パスポート／５００円（高校生以下無料）販売先／屋部公民館場所／名護市屋部区約２０カ所以上　問い合わせ先＝０９８０-５３-２４５０（屋部公民館）

第７回名護東海岸フラワーフェスティバルオープンガーデン３月９日（土）～２４日（日）
やんばるの自然と調和する庭々
名護市の東海岸沿いに位置する久志地域のオープンガーデンでは、やんばるの豊かな自然に囲まれた１７カ所の癒やしの庭を見ることができる。

同オープンガーデンは「第７回名護東海岸フラワーフェスティバル」の目玉イベント。ほかにも、３月１０日（日）には、わんさか大浦パークで餃子（ぎょうざ）のフェスティバルが、１６日（土）にはカヌチャリゾートで婚活イベントも開かれる。詳細は「やんばるフラワーフェスティバル」で検索を。

昨年のオープンガーデンの様子

◆観賞時間／10時～17時観賞チケット＝500円（高校生以下無料）販売先／わんさか大浦パーク、カヌチャリゾート、コンビニせだけ、地区内共同売店など場所／名護市久志地区１７カ所　問い合わせ先＝ 0980-51-9446（わんさか大浦パーク）

２０１９年春南城市憩いのオープンガーデン４月６日（土）～１４日（日）
ことし１０周年まち挙げてのイベント
２０１０年春から年２回（春と秋）に開催され、まち全体が花と緑で彩られる人気イベント「南城市憩いのオープンガーデン」は、ことしで１０周年。今回は市内約２０カ所の民家の庭を見学できる。さらに、４月１２日（金）～１４日（日）にはＪＡおきなわ南城支店駐車場で「ガーデニングフェスタ」が開かれる。市内外から花弁、苗木、園芸用品を扱う店が集まる。ぜひ足を運んでみて！

昨年のオープンガーデンとガーデニングフェスタの様子。どちらも多くの来場者でにぎわった

◆観賞時間／10時～17時観賞パスポート／500円（高校生以下無料）※パスポートの販売時期や販売先は南城市のホームページに掲載場所／市内約２０カ所問い合わせ先＝098-948-4660（南城市観光協会）

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