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2015年6月12日更新

金属製品のサビ落とし|よしみじいちゃんのRな暮らし[3]

身の回りに多い金属製品は、さびが出ることもしばしば。よしみじいちゃんこと真栄平義己さんは「さびを落とすなら、スチールウールたわしと防錆潤滑剤で、少しずつ落とすのがコツ」と話す。

  

金属の輝き復活 少しずつ丁寧に


テーブルの脚や自転車、ドアノブなど、身の回りに金属製品はたくさんあります。最近、使う人が増えてきたメタルラックもそうですよね。

でも、金属製品はさびてしまうことも。そんなとき、僕の場合はスチールウールたわしと防錆潤滑剤でさびを落とします。
金属にも鉄や真ちゅう、ステンレス、銅板など、いろいろな種類がありますが、ちょっとしたさびなら大抵は落とせます。コツは広い範囲を一気にやろうとせず、狭い範囲を少しずつ落としていくこと。曲がった部分はやりにくいですが、そこを丁寧にすると出来栄えがより良くなり、一層満足できますよ。

合成洗剤も使いながら、台所のシンクやコンロ回り、洗面所の蛇口などのさびや汚れを落とすこともあります。水回りは湿気がある分、さびやすい環境。一方で、毎日使う場所でもあるので、余計に気になってしまうんですよね。

自分でさびを落とせたらごみとして捨てずに、いろんなものをもっと長く使えるでしょう。

 

◆ 作業の手順

①サビを落とす

スチールウールたわしに防錆潤滑剤を染み込ませながら、こする

②油をふき取る

浮いたさびや油を布で拭き取る

③完 成

1と2の作業を数回繰り返し、5分ほどでピカピカに。さびを落とす前=下写真=と、後=上写真=を比べるとその差は明らか



◆ワンポイントアドバイス

使うたわしは、スチールウール製のものがオススメ。目が細かく、ものを傷つけにくいからだ。浴室の水あかや、コンロ回りのコゲ落としの際にも使える。100円均一でも売っており、手軽に手に入れられる。



テーブルの脚のさびをスチールウールたわしで落とす、よしみじいちゃん​


僕が働くエコマール那覇プラザ棟の再生工房の一角に、スタンド式の四角い照明があります=下写真。実はこれ、和室の天井につり下げる照明のカバーをリメークしたものなんです。

「何かに使えるだろう」と、家でほったらかしになっていたのですが、ある日ふと、「立てて使ってみよう」とひらめきました。ですが、最初は明かりが単調でおもしろくありませんでした。
そこで、オレンジ色の琉球ガラスのコースターを取り付けてみたら、いいアクセントになりました。
真ん中には、書道の得意な友人に、僕の好きな琉球舞踊「柳」の歌詞を書いてもらいはめ込みました。あるもので工夫して作るのが楽しいですね。
 

リメーク作品 その1 立ったつり下げ照明 


スタンド式にした照明カバーは和の雰囲気が漂い、あんどんのよう


照明を裏側から見ると、光源の前に琉球ガラスがあるのが分かる




「よしみじいちゃん」こと、真栄平義己さん(77)
エコマール那覇プラザ棟(南風原町新川641)内の「再生工房」で、家具などの修理を担当。ものづくりが好きで、いろいろティーガンマリしながら身に付いたアイデアと技で、捨てられた家具に命を吹き込む。
「再生工房」の問い合わせは(電話=098・889・5396) 。 
ホームページはhttp://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/haikibututaisaku/20141222purazatou.html

 

割れたプラスチックの補修|よしみじいちゃんのRな暮らし[4]


ラティスのサイズ調整|よしみじいちゃんのRな暮らし[2]

 
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞「よしみじいちゃんのRな暮らし[3]」第1536号・2015年6月12日紙面から掲載
 

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