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2017年1月7日更新

本当の健康住宅 届けたい|(有)ラムハウジング

木造建築を手掛けている北谷町のラムハウジング。「空気がうまい家~ゆがふ家~」と名付け、戸建て建築やリフォームを行っている。「音響熟成木材」「幻の漆喰」などを使うことによって「空気がうまくなる」という。同社の川上優社長と、音響熟成木材をはじめ健康自然建材を提供しているカイケンコーポレーション営業企画室(本社・福岡県)の和泉聡志室長が、木造建築の健康住宅について語った。

「空気のうまい家」を提案

 対談  ラムハウジング川上社長 × カイケンコーポレーション 和泉室長

木の香りに包まれると自然と表情も和らぐ川上社長(左)と和泉室長。健康自然素材の良さを体感することで、心も穏やかになるようだ


 川上  沖縄でもここ数年木造住宅への関心が高まって、建築件数も増えています。ただ、使う建材そのものへのこだわりという点では、まだまだ知らない方が多いのが現状です。そこで、当社では音響熟成木材や幻の漆喰を使い、「本当の健康住宅」を提案しています。

 和泉  確かに、全国的にも木造への関心は高いですが、本当の意味での健康住宅への意識は十分とは言えないように感じます。健康住宅の実現を目指すため、カイケンコーポレーションは独自に開発を進めた健康自然建材を取り扱っています。例えば、音響熟成木材は南九州産の杉にクラシック音楽を聞かせながら常温でじっくり自然乾燥させます。木が本来持っている油分やエキスを残すことによって、防菌や防カビの作用があるのです。

 川上  私も最初はそんなふうに木材を乾燥させることにびっくりしました。ところが、実際に工場を見学したり、当社の事務所に使用することによってその良さを体感した一人です。澄んだような香りがして、まさに「空気がうまい家」で、幸せをもたらす「ゆがふ家」とも言えます。、日が経つほどに肌となじんで、人と一体化していく感じがします。

 和泉  木の良さは香りだけでなく肌触りにもあるので、木目を生かした程よい凹凸が足裏を刺激してくれます。本当の自然素材とは何かを追求し、それを感じてもらうために、ほかにも、有明海の赤貝などを使った完全天然素材の幻の漆喰、竹炭入りの清活畳を開発しました。トータルでそろえることによって、住むほどに心地良い健康住宅になります。


家の中心に立つ大黒柱は、触れるだけで安心感と安らぎを与えてくれる存在

健康自然素材使った戸建てが完成
 川上  当社ではこれらの素材を使ってリフォーム中心に手掛けてきましたが、健康自然素材を全面的に使った戸建てを初めて建築しました。床や天井、柱にいたるまで全て音響熟成木材です。工事をした大工さんから「香りが全く違うし、木から伝わる感触がいい」との声をもらいました。

 和泉  他県での場合も大工さんからそのような声があったり、住んだ方が本当に喜んでくれて、体調が良くなったという感想も社に寄せられます。

 川上  そんな声を励みに、本当の自然素材を使い、本当の健康住宅を沖縄で提供し続けていきたいと思います。1月下旬には完成見学会を予定しているので、多くの方に体感してもらいたいですね。
 


2016年12月に行われた構造見学会。家の骨格を全て確かめることができ、壁や天井は38ミリの厚み、柱や梁(はり)は4寸角(約12センチ)の木材を使用


室内外に使うことができる幻の漆喰。天然の空気清浄機と呼ばれるほどで、空気を清浄に保つ効果も

 お知らせ 
「空気がうまい家~ゆがふ家~」完成見学会
場所/沖縄市泡瀬
日時/1月28日(土)、29日(日)、AM10:00~PM5:00
問い合わせ先/(有)ラムハウジング 098-936-8808
季刊紙 Senior wave (シニアウェーブ冬号)第5号2017年1月7日紙面から掲載

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