読了時間 約2分
アーティスト・thimodama(ティモダマ)は、服を媒体としてart視点から製作。「縫製方法、服作りのセオリーにとらわれない自分がきれいだと思う服を作っている」とコンセプトを語る。(文/本村ひろみ)
自由な精神を作品に反映
中学生のころから服に興味を持ち、ファッションの仕事ができればと文化服装学院へ進学。その後、アパレルでの仕事をしながら「服をアートとして表現する」という考え方になり、作品として製作しながらリメークも作り始めたそうだ。彼の作るオリジナル作品はスタイリッシュ。リメークはチャーミングな印象を受ける。
透明感のある作品「揺らぎ」のインスピレーションは量子力学や相対性理論。素材はメッシュ。「科学的な雰囲気を醸し出しながら、シルエットに既存のジャケットのラペル(襟)のニュアンスを残して形が揺らいでいるイメージ」にしたという。

「揺らぎ」ウィメンズS
身にもまとえる
構築的な作品「undulation(うねり)」は「4次元の世界をイメージ。MA-1ジャケットを全体的なデザイン、ディテール、素材のベースにしてさまざまな視点を混ぜた作品に仕上げた、キュビズム的な感じです」と言う彼の美意識は革新的だ。身にまとえるアートとしてのファッション。ティモダマのこだわりは興味深い。

「undulation(うねり)」メンズL(フリー)
ちなみに名前の由来は学生のころ友人が付けたニックネームから。その響きが無国籍な印象だと気に入ったそうだ。その自由な精神が服作りに反映されている。

「4次元の誘惑」ウィメンズM

「シャツ(リメーク作品)」ユニセックス

「overlap blouson」メンズL(フリー)

「パンツ(リメーク作品)」ウィメンズM
作家近況
thimodama(ティモダマ)
作家近況や個展の情報はインスタグラムで。
https://www.instagram.com/thimodama/
リメーク販売店
*honnopark
*あおみどりの木
執筆者プロフィル

もとむら・ひろみ/那覇市出身。清泉女子大学卒業。沖縄県立芸術大学造形芸術研究科修了。ラジオ沖縄「GO! GO! ダウンタウン国際通り発」「We love yuming2」「還暦ラジオ」でパーソナリティーを務める
毎週金曜日発行「週刊タイムス住宅新聞」アートを持ち帰ろう(64)
第2121号(2026年8月28日発行)より転載