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2021年6月25日更新

沖縄|【ひと】建築士への道サポート|田中宏和さん|総合資格学院沖縄校 資格指導課課長

1級建築士試験の学科試験合格者のみが受けられる設計製図試験で、沖縄県合格者数の6年連続トップを誇る、総合資格学院沖縄校。資格指導課課長の田中宏和さん(36)は、「若い人たちの挑戦を応援したい」と熱く語る。

若者の挑戦を応援したい



田中 宏和さん

総合資格学院沖縄校
資格指導課課長



-入社の動機は?

大学で建築学を学んだので、建築に関わることがしたかったのと、建築士の資格取得をサポートする当社の業務に興味を持ちました。

私は資格指導課課長として、高校や大学、専門学校などでセミナーや講演会を担当することも多く、建築士という仕事の大切さやその魅力を伝えています。建築士を目指す人を増やしていくのも大きな役目の一つです。

入社して1年目の熊本校時代、私の説明を聞いて入校し、ストレートで2級建築士に合格した男子生徒がいました。そのとき、「田中さんに声を掛けてもらったから今の自分がある」と感謝され、この仕事をやって良かったと思いました。彼は今も建築士として活躍しており、私の励みにもなっています。

-心掛けていることは?

当校で学ぶ生徒たちのモチベーションを維持できるよう、生徒の学習状況などを把握するとともに、声を掛けるなどコミュニケーションを取ることを大切にしています。

建築士試験の合格を目指し、仕事をしながら勉強を頑張っている人もいる。勉強だけでなく精神的なサポートも私の役目だと思っています。

-今後の目標は?

沖縄の、特に若い建築士に、県外を含めた広い世界で挑戦する勇気を与えたい。沖縄校に赴任して、沖縄の若者の県内志向の強さを感じています。しかし、県外で経験を積んで沖縄に戻ってくれれば、沖縄の建築業界の発展にもつながると思うんです。

大きな経験を積んで、将来、沖縄に貢献してくれる人材が増えるといいと思います。

 

施工管理技士の講座開始
オンデマンドにも対応


1級建築施工管理技士の第二次検定対策講座開講の案内チラシ

総合資格学院沖縄校は6月27日から、1級建築施工管理技士の第二次検定対策講座を開講する。田中さんは「本年度は試験が改定されてから初めて行われる試験。情報がない分、勉強がしづらい。だからこそチャンス」と話す。その理由として「当校は全国展開しており、豊富な情報量が強み。それを駆使してライバルに差をつけられる」と説明する。

講座内容は第二次検定の概要、記述問題のポイントなど5項目。写真や動画を用いて分かりやすく解説されている。オンデマンドにも対応可能。

詳しくは同校(電話=098・866・8311)

たなか・ひろかず 1985年、熊本県出身。大学の建築学科を卒業後、ハウスメーカーに勤務。2012年、総合資格学院に入社。18年、沖縄校に赴任。学生の募集、高校・大学・専門学校でのセミナー開催、相談業務などに携わる。趣味はゴルフ、ダーツ。
◆総合資格学院沖縄校 那覇市久茂地1-3-1-6F  電話098・866・8311


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1851号・2021年6月25日紙面から掲載

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