カセットこんろとボンベの日に確認|アウトドア×減災

読了時間 約4分

沖縄県の那覇市曙にあるアウトドアショップ「燈人(ともしびと)」のスタッフ・與那嶺康貴さんが「アウトドア×減災(災害による被害を少しでも食い止めるような行動や取り組み)」をテーマに執筆。今回は10月7日の「カセットこんろとボンベの日」にちなみ、減災的視点からの使い方を紹介します。(文・写真/與那嶺康貴 アウトドアショップ「燈人」スタッフ)

カセットこんろで「炊飯袋」使ってみました!

カセットこんろは、私がキャンプでも愛用しているコンパクトに折りたためるタイプを使用しました。炊飯袋にお米を入れ、熱湯の状態で15分湯せんし、火を止めて残ったお湯を捨てて15分蒸らします。するとおいしいお米が炊けました! この作り方なら焦げないし、洗い物もラクです

10月7日に制定

今回はアウトドアはもちろん、防災にも大活躍のカセットこんろとカセットボンベについて紹介いたします。

当連載では2年ぶり2度目の紹介になりますが、10月7日は日本ガス石油機器工業会が定めた「カセットこんろとボンベの日」です。カセットこんろの買い替えを検討する目安が10年であることと、カセットボンベの使用期限の目安が製造後7年以内という数字の語呂合わせで制定されました。

カセットこんろが10年を買い替え検討の目安にしている理由は、ガス漏れ防止に使用されているゴム(Oリング)の経年劣化が起こるためだそうです。ぜひ、この機会にお持ちのカセットこんろに貼られている製造年月ステッカーを確認ください。カセットボンベの製造年月日も底部分に印字されていますので合わせてチェックしてくださいね。

製造年の確認をしたら、実際に使えるか点火点検もしておきましょう。いざという時に使用できなければ、意味がありません。

災害による停電やガスの供給停止の状況は想像以上に深刻です。そんな時にカセットこんろとカセットボンベがあれば、「温かい食事が食べられる」「いろいろな調理方法ができる」「温めたタオルなどで身体を拭ける」「煮沸消毒できて衛生的」「こんろの火が明かりにも暖房にもなる」など重宝し、精神的にも身体的にもストレスを緩和してくれるでしょう。

手軽で簡単「炊飯袋」

カセットこんろとボンベを普段から「減災的」に使ってみることも大切です。例えば耐熱ポリ袋を使用して炊飯やスープを作ってみましょう。

炊飯した際のお湯はもったいないので、お吸い物を溶かして飲みました。重湯みたいになっておいしかったです

水の使用量が少なくても調理でき、洗い物も最小限に留められます。こうした節水調理法を体験することは、災害時に生きてきます。耐熱ポリ袋を使う際は鍋の下敷きに耐熱皿を入れるのを忘れずに。

最近、見つけた防災グッズに「炊飯袋」があります。不織布の袋に米を入れて湯せんした後、お湯を捨てて蒸らすとご飯が炊けます。袋に入れて湯せんするので鍋に米がこびりつかず、洗い物も楽です。

最近は100円ショップなどでも取り扱いがあるようですが、人気で売り切れているところもありました。2件回って購入することができ、使ってみたところおいしくお米が炊けました!

家族で楽しみながらカセットこんろとボンベで調理をすることは、いざというときの備えにもなります。お試しあれ。

執筆者プロフィル

よなみね・やすたか/沖縄ヤマハ内のキャンプギアコーナー「燈人(ともしびと)」スタッフ。

お問い合わせ

沖縄県那覇市曙1-8-10
電話 098(866)5365
https://sites.google.com/view/tomoshibito


毎週金曜日発行「週刊タイムス住宅新聞」アウトドア×減災(41)
第2126号(2026年10月2日発行)より転載