窓の掃除は秋がおすすめ ラクに進めるコツは|プロが伝授 おそうじ術

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ハウスクリーニングを行う(株)サンジュの国場悠一郎さんが、さまざまな場所・モノのお掃除術を紹介。今回は秋こそおすすめの窓掃除について、プロ目線で分かりやすく解説します。(監修/国場悠一郎 株式会社サンジュ・ハウスクリーニング部門担当)

外回りの掃除をしやすく

沖縄の10月は真夏に比べると少しずつ暑さが和らぎ、外回りのお掃除もしやすくなってくる時期です。夏の間は暑くて後回しにしていた窓掃除。よく見ると窓ガラスがくもっていたり、網戸にホコリが付いていたり、サッシが黒く汚れていたりしませんか? 

窓回りには、外から入ってくる砂やホコリ、室内から出るホコリ、窓ガラスに付く手あかなど、さまざまな汚れがたまっています。窓ガラスや網戸がきれいになると見た目だけでなく、お部屋全体も明るくスッキリとした印象になります。

まずは掃除道具を準備

窓掃除というと専用の道具が必要に思えますが、実は身近な物だけで十分お掃除できます。

今回使用するのは、雑巾やマイクロファイバークロス、古い歯ブラシ、掃除機、バケツ、中性洗剤、割り箸など、自宅にある物が中心です。

さらに100円ショップで「スクイージー(水切りワイパー)」を一つ用意しておくと、窓ガラスの水分を簡単に切ることができ、拭き跡も残りにくくなります。細かい場所のお掃除には、100円ショップのサッシ用ブラシも便利です。

窓掃除に高価な道具は必要なし! まずは上のように自宅にある物を活用しましょう。100円ショップで購入できる「スクイージー」を一つ用意すると、楽に効率よく窓掃除が進められます

窓掃除は「順番」が大切!

窓回りを効率よく掃除するポイントは、

  1. 網戸
  2. 窓ガラス
  3. サッシ

の順番で行うことです。先に窓ガラスをピカピカにしても、その後網戸を掃除すると、網戸のホコリが再びガラスに付いてしまいます。また、網戸や窓ガラスを掃除したときに落ちた汚れはサッシにたまるため、サッシを最後に掃除すると効率的です。

お掃除は「きれいにする方法」だけでなく、「二度手間にならない順番」を考えることも大切です。

網戸は乾いた状態から

網戸の細かな網目には、見た目以上にホコリが付着しています。いきなりぬれた雑巾で拭くと、ホコリと水分が混ざって黒くなり、汚れを広げてしまうことがあります。まずは乾いた状態で、掃除機や柔らかいブラシを使って表面のホコリを優しく取り除きましょう。その後、水でぬらして固く絞ったクロスで、網戸を両側から挟むように拭いていきます。

汚れがひどい場合は、水で薄めた中性洗剤をクロスに含ませて拭き、その後、水拭きをして洗剤を取り除きます。

力を入れ過ぎると網戸がたるんだり破れたりすることがあるため、優しく拭くのがポイントです。

窓ガラスは水切りがコツ

窓ガラスの軽いホコリや汚れであれば、水拭きだけでも十分きれいになります。

まず水でぬらしたクロスでガラス全体を拭きます。手あかなどが目立つ場合は、薄めた中性洗剤を使用しましょう。

ここで活躍するのがスクイージーです。ガラスをぬらした後、スクイージーを上から下へ動かして水分を切っていきます=写真。1回ごとにスクイージーのゴム部分をクロスで拭くと、汚れをガラスに戻しにくくなります。最後にガラスの端に残った水分を乾いたクロスで拭けば、拭き跡が残りにくく、きれいに仕上がります。

洗剤をたくさん使うより「汚れを落として水分をしっかり切る」ことがポイントです。

サッシは砂やホコリから

サッシ掃除で覚えておきたいのが、最初から水を使わないことです。砂やホコリに水をかけると泥状になり、かえって掃除しにくくなってしまいます。

まずは乾いた状態で、掃除機や古い歯ブラシ、サッシ用ブラシを使って砂やホコリを取り除きます=写真。大まかな汚れが取れたら、水でぬらしたクロスで拭き掃除をします。サッシの角などクロスが入りにくい場所には、割り箸にクロスを巻き付けて使うと便利です。

最後は乾いたクロスで水分を拭き取れば完了です。

楽にするポイントは三つ

①晴天より曇りの日がおすすめ
窓掃除は、実はカラッと晴れた日よりも曇りの日がおすすめです。日差しが強い日は、ガラスにつけた水分や洗剤がすぐに乾いてしまい、拭き跡が残りやすくなります。

一方、曇りの日は晴天時に比べて湿度が高くなることも多く、ガラスに付着した汚れが乾燥しにくいため、汚れを浮かせて落としやすくなります。

沖縄は10月でも日差しが強い日がありますので、曇りの日や直射日光が窓に当たらない時間帯を選ぶと、より効率よくきれいに仕上げられます。

②クロスは「ぬれ用」と「仕上げ用」を分ける
同じクロスを使い続けると、せっかく落とした汚れを再び広げてしまいます。ぬれ拭き用とから拭き用の2枚以上を準備しておきましょう。

③全部を1日でやろうとしない
家中の窓を一度に掃除すると大変です。「今日はリビング」「次は寝室」というように場所を分けると、無理なく続けられます。

年末に家中の窓をまとめて掃除するのではなく、過ごしやすくなってくる今の時期に少しずつきれいにしておけば、年末のお掃除もグッと楽になります。ぜひ自宅にある道具を活用して、窓回りをスッキリきれいにしてみてください。

監修者プロフィル

こくば・ゆういちろう/株式会社サンジュで、ハウスクリーニング部門を担当。同社ではハウスクリーニングのほか料理などの家事代行業や庭掃除事業も行う。

お問い合わせ

株式会社サンジュ
電話 0120(547)252
https://sunju-okicaji.com/hp/


毎週金曜日発行「週刊タイムス住宅新聞」プロが伝授 おそうじ術(31)
第2127号(2026年10月9日発行)より転載