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「あったらいいな、こんな家」をテーマに、沖縄県内の小学生から絵を募り、優れた作品を表彰する「第11回こども絵画コンクール」(主催・タイムス住宅新聞社、共催・インテリア産業協会沖縄支部)の表彰式が2026年10月31日、那覇市のタイムスビルで開かれた。応募総数333点の中から入賞者11人を表彰。19社から集まった協賛金の一部を県内の子どもを支援する2団体に寄付した。
「ことしは居場所のアイデア満載」どの作品も笑顔あふれ
表彰式は、入賞者11人のうち10人が参加。金城明美審査員長は「ことしの絵は、こどもたちが安心して過ごせるステキな居場所のアイデアにあふれていた。どの絵も笑顔いっぱいで、笑顔が笑顔を広げるのだと改めて感じた」と総評した。
最優秀賞に選出されたのは、「大好きなおばあちゃんに、いつでも会いに行けるように」と空飛ぶシャボン玉を題材に「どこでも行けるシャボン玉の家」を描いたナパン衣玲菜さん(北谷第二小4年)。「最優秀賞と聞いた時は驚いた。夏休みいっぱいかけて描き込んだ絵で、部屋と部屋をどうつなぐか悩んではしごを掛けた。揺れるイスやアトリエ、テーマに合わせて考えた家の形の星座など、細かいところまで見てもらえてうれしい」と笑顔を見せた。
木に開く本を貼り付けた「Book,ブックハウス」で優秀賞を受賞した知念華慧さん(オキナワインターナショナルスクール4年)は、「はじめは普通に描いていたけれど、開ける方がおもしろいかなと思いついた。背景は、絵の具の色水を何度も変えながらスプレーで全体に吹き付けた。受賞できて良かった」と話した。
10月28日~31日には同ビル1階のエントランスホールで入賞・入選作品182点の展示会も行われ、家族連れでにぎわった。

最優秀賞を受賞したナパン衣玲菜さん(前列中央)ら入賞者10人と審査員、主催者代表=10月31日、那覇市久茂地のタイムスビル
第11回入賞者一覧
◆最優秀賞 ナパン衣玲菜さん(北谷第二小4年)「どこでも行けるシャボン玉の家」
◆優秀賞 羽地咲茉さん(与儀小2年)「カラフルヤドカリハウスへようこそ!」/菊地康佑さん(翔南小2年)「うみがめのいえ」/知念華慧さん(オキナワインターナショナルスクール4年「Book,ブックハウス」/上江洲葵さん(浦城小6年)「花のガーデン」
◆タイムス住宅新聞社賞 知花寧々さん(普天間第二小1年)「大好きな三線ハウス」
◆インテリア産業協会賞 羽地望衣さん(与儀小2年)「みんなハッピー!ハチのすハウス!」
◆審査員特別賞 山田晴人さん(城南小1年)「オオゴマダラとすむいえ」/又吉暖乃さん(諸見小3年)「サーターアンダギーハウス」/小濱浬さん(大宮小5年)「やんばるの家」/安藤花梨さん(垣花小6年)「お菓子の城」

作品に見入る来場者たち。展示会には多くの家族連れが訪れた
19社から集まった協賛金の一部を、県内でこども支援を行う2団体に10万円ずつ寄付する贈呈式もあわせて行った。

タイムス住宅新聞社の宮城栄作社長(後列右)とインテリア産業協会沖縄支部の亀井秀介事務局長(同左)から寄付金を受け取った「一般社団法人 顔晴れ会」の金城敦子代表(前列左)と「なかきす児童センター」の仲村千秋館長(同中央)
宜野湾市で小児がんや難病のこどもたちの病棟支援を行う「一般社団法人 顔晴れ会」の金城敦子代表理事は「みなさんの絵を見て夢や願いを持つ素晴らしさを改めて感じた。いただいた寄付金は、病気があってもその子らしく夢や希望が持て笑顔につなげられるよう大切に使いたい」と話した。
うるま市でこども食堂や学習支援を行う「なかきす児童センター」の仲村千秋館長は「このようなすばらしい場で寄付をいただけてうれしい。みなさんの絵が多くの人に笑顔を届けてくることを願っている」と語った。
寄付を受けた、子ども支援に取り組む2団体
一般社団法人 顔晴れ会(宜野湾市)
病棟支援を中心に、小児がんや難病と闘う子どもと家族が包括的なサポートを受けられる環境を提供する。
なかきす児童センター(うるま市)
毎日100〜120人ほどの子どもたちが来所する児童センター。こども食堂や学習支援を行っている。
毎週金曜日発行「週刊タイムス住宅新聞」第11回こども絵画コンクール
第2131号(2026年11月6日発行)より転載