2025年11月14日
[情報]優良県産品に47点輝く|第49回沖縄の産業まつり 約28万7千人にぎわう

各ブースでは来場者が出展企業・団体の担当者らの話に耳を傾けた。屋外では畳のコースター作りの体験ブースなどもあった
第49回沖縄の産業まつりが10月24日~26日の3日間、那覇市の奥武山公園と県立武道館で開かれ、実行委員会によると28万6900人が訪れたという。今回は436の企業・団体(屋内168、屋外268)が出展。ブースの数は昨年の426より多く、最新技術の紹介や県産品の即売があり、家族連れなど多くの来場者でにぎわった。
「見つけよう 私の推しの県産品」をテーマに、県産の農作物で作った健康食品や化粧品、最新の建材、環境問題への取り組みなどが紹介された。沖縄総合事務局は循環経済や循環農業について、パネルで紹介。県内で実践されている有機栽培の活動を取り上げ、化学肥料の輸入に伴う温室効果ガスの削減などにつなげていると伝えた。
また今年の優良県産品には47点(一般部門35点、工業系製品部門7点、NEXT部門5点)が推奨された。工業系の最優秀賞には(株)積水化成品沖縄が手がけた発泡スチロール道路盛土財「エスレンブロック」が輝いたほか、(有)大城ブロック工業が生産する建築用コンクリートブロックが入賞した。



