2025年11月14日
[情報]貸家好調 5年ぶり600戸台|2025年9月の県内新設住宅着工数
グラフ1. 住宅着工の推移(県内)

【今期のポイント】
・総戸数は1055戸だった。貸家が639戸で2020年8月以来、約5年ぶりに600戸を超えたことが総戸数を引き上げた。
国土交通省は10月31日、2025年9月分の新設住宅着工数を発表した。県内の総戸数は1055戸で前年同月比30.2%増だった。5カ月ぶりに1000戸台となった。
増加率が大きかったのは貸家(賃貸目的で建築)。639戸で28.3%増だった。600戸を超えるのは新型コロナウイルスの影響がまだ少なかった2020年8月以来、約5年ぶり。ここ最近の貸家の好調が戸数を引き上げた。
一方で持ち家(建築主が自分で居住)は167戸で14.4%減だった。5カ月連続で減少しており低迷が続いている。
分譲(建売やマンションなど)は214戸で87.7%増だった。増加率は大きいが、前年同月の戸数が少なかったことが影響しているとみられる。
構造別では、鉄筋コンクリート(RC)造が最も多く856戸で81.1%を占めた。次いで木造が15.7%だった。アパートなど規模の大きな物件が多かったことが、RC造の割合を後押ししたとみられる。
グラフ2. 構造別着工数


【今期のポイント】
・総戸数は1055戸だった。貸家が639戸で2020年8月以来、約5年ぶりに600戸を超えたことが総戸数を引き上げた。
国土交通省は10月31日、2025年9月分の新設住宅着工数を発表した。県内の総戸数は1055戸で前年同月比30.2%増だった。5カ月ぶりに1000戸台となった。
増加率が大きかったのは貸家(賃貸目的で建築)。639戸で28.3%増だった。600戸を超えるのは新型コロナウイルスの影響がまだ少なかった2020年8月以来、約5年ぶり。ここ最近の貸家の好調が戸数を引き上げた。
一方で持ち家(建築主が自分で居住)は167戸で14.4%減だった。5カ月連続で減少しており低迷が続いている。
分譲(建売やマンションなど)は214戸で87.7%増だった。増加率は大きいが、前年同月の戸数が少なかったことが影響しているとみられる。
構造別では、鉄筋コンクリート(RC)造が最も多く856戸で81.1%を占めた。次いで木造が15.7%だった。アパートなど規模の大きな物件が多かったことが、RC造の割合を後押ししたとみられる。
グラフ2. 構造別着工数




