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2020年12月31日更新

タイガー産業(株) 外壁塗り替え工事

建築資材の卸売りや外壁の防水施工などを行うタイガー産業㈱は、高性能シリコン塗料を使った外壁塗り替え工事を提案している。一般的な工程に2工程を追加し、塗料を薄めず塗布。品質管理を徹底した工事で塗料本来の効果を引き出し、建物の長期保護につなげる。


 Before 


 After 

外壁塗り替え前(右)と塗り替え後(上)。丁寧な工法で「2、3年後もツヤがあり、薄めた塗料と比べてその差は歴然」と担当者


丁寧な工法・品質管理が要

紫外線に強い高性能シリコン塗料使用


タイガー産業が新たに提案しているのが、高性能シリコン塗料を使った外壁の塗り替え工事。「高耐候性、塗膜保護機能が期待できる」と同社の担当者は話す。その要になっているのが、一般的な工程に2工程追加した丁寧な工法と現場での徹底した品質管理だ。 一般的な塗り替え工事は補修、洗浄、プライマー塗布の後に2回塗装の全5工程。だが、同社の工法はプライマー塗布の後に下地塗りを加え、塗料を3回塗装する全7工程となっている。「プライマーもランクがいいものを使い、下地塗りをすることで塗料の密着性を上げている」 塗りやすくするために一般的には現場で塗料を薄めることも。一方、同社は「現場で品質管理を徹底。塗料は薄めないし、メーカー指定の塗布量以上を塗る。それにより、塗料本来の効果が十分に発揮される」と話す。原液のままの塗料を3回塗装すると仕上がりに厚みが感じられるといい、「塗料の膜がしっかり建物を包み、建物を長く守ってくれる役割を果たす」。 塗料には、菊水化学工業が世界有数の化学メーカーのBASF(ドイツ)と共同開発した「水系ファインコートシリコン」を使用。アクリル系やウレタン系より優れるシリコン系塗料で、「その中でも高性能。シリコンの含有量は65%と高く、グレードとしてはフッ素系塗料に匹敵する」。 また、「チヌビン」という高耐久性光安定剤を配合。紫外線によって塗膜内に発生した劣化因子を長期的に吸収し消滅させる。「チヌビンは宇宙服のヘルメットや車などの塗料に使われるが、建築用塗料としては初。沖縄の強い紫外線にも耐える高い耐候性がある」と担当者。


(全写真提供/菊水化学工業)


外壁を触って手に粉が付いたら塗り替えのサイン。「塗料の効果を存分に発揮させるには、しっかり管理された工事が肝心。メーカー・施工保証も付く」と担当者は力を込める。
紫外線による劣化で塗料が粉状になるチョーキング

問い合わせはタイガー産業(電話=098・982・1915、1月4日から営業)。
http://www.tiger-sg.co.jp/index.shtml
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1826号・2021年1月1日紙面から掲載

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